飲食店に入り、

今、目の前に見慣れない2種類の「粉」が、お皿に盛られていたとする。

店員から次のような事が告げられる。

「本日の調味料の紹介をさせて頂きます!

こちらの粉は、少量で人の脳細胞に『美味しい』と認識させれて、一種の興奮状態を作るもので、どんな質の悪い食材も美味しく感じる事が出来る、提供側にとって非常に大助かりな調味料なんです!

ただ、脳神経に直接関与する、構造的には覚醒剤に近い、れっきとした神経毒なんですよ!

欧米では加工食品にも飲食店にも添加していると買ってもらえない事が殆どですけどね。日本は気にしてない人がほとんどなので良いですね!

長期的に摂取し続けると脳の損傷や目の神経細胞死による失明など神経に対する毒性があって、即効性の症状でも、人によっては頭痛や発汗作用があります!

他にも沢山弊害があります。

でもふりかけるとウチの不味い料理がとっても美味しく『感じる』事ができます!みなさんには植物由来とか、良い印象の部分だけを伝えて、安心してもらってますから、まあ安心です!」

「また、こちらの粉は、摂取し続けると高確率でリンパ腫、白血病、その他のガンを発症しますが、食後のコーヒーに入れて頂くと、少量でとても甘みを感じる事が出来ますし、なんとカロリーゼロ!当店も砂糖に比べて低コストで仕入れる事の出来る、非常に素晴らしい甘味料です!」

「余談ですが、どちらも何年も身体に蓄積され続けて、年齢を重ねてから症状が出ることがほとんどなので、生産側も提供側も直接の因果関係を疑われずに済む、低コストで大きな利益を産む、夢のような調味料なんですよ!

多くのチェーン店や加工食品にほとんど入ってますので、皆さん消費者様は身体に蓄積し放題ですが、

ほとんどの方が直ぐに症状は出ないので、どの提供者も責任の所在は咎められないですね!買う人には安全だと認識させているので僕らも罪の意識は無いです!」

今日あなたは、

何を食べただろうか?何を食べるだろうか?

その食品の、

そのメニューの、そのパッケージに表記された、原材料を確認した事はあるだろうか?

世の中はビジネスで成り立っている。

「商品」は、いかに利益を出すかに重きを置かれている。

そして、あなたの身体はあなたが選び、口にしたもので出来ている。

全て排除するのは難しいかもしれないが、

日常的に少しでも意識して、なるべく口にしないところから始めてみても良いかもしれない。

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