
環境省ウェブサイトによると、
PM2.5とは、
大気中に浮遊している直径2.5μm(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分の1)以下の非常に小さな粒子で
PMとは「Particulate Matter(粒子状物質)」の頭文字をとったもの。
工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染の原因となる粒子状の物質のことであり、
日本においては、これらは主に中国から訪れるとされている。
国境を越えて我々の元へ訪れるそれら有害物質は、
都市部でも山間部でもその濃度はほとんど変わらず、
それらは粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、
ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられている。
北京での2013年の「大気汚染と健康への影響を討論する学術シンポジウム」において、
中国国内のPM2.5の影響による死亡と推測される、約120万人の内訳として、
脳血管疾患が約60万人、肺疾患が約20万人、虚血性心疾患が約28万人、呼吸器感染症が約1万人、気管や肺などのがんが約14万人だったという報告がなされている。
参考文献:~特集~ 国境を越えて飛来する微小粒子物質PM2.5の実態とその影響
2022年現在、10年前に比べてもその濃度は横ばいもしくは増加傾向と衰える事を知らず、
もはや個人レベルでの対策が必要となる。
例えば自宅全室には難しいかもしれないが、
寝室にPM2.5対応の空気清浄機を設置してみてはどうだろうか。
1万円前後から購入出来るし、
ほとんどが花粉にも対応しているので、
ホコリや花粉、pm2.5の除去されたクリーンな空気で、
睡眠の質もきっと向上する事だろう。
人は人生の3分の1を睡眠に費やしている。
単純計算で、有害物質の影響を3分の1近く、大幅に削減出来るかもしれない。
是非、寝室にPM2.5対応の空気清浄機を設置してみてはいかがだろうか。