
季節の変わり目は体調を崩しやすい。
これは寒暖差や気圧の大きな変化により、自律神経が乱れる事が原因の一つだ。
それら変化に対応するため、我々の身体では交感神経優位(自律神経の一種)が続く状態となり、
結果、普段の生活よりもエネルギー消費が増え体調を崩しやすくなる。※1
身体に負担がかかるということは、
エネルギーの他にもミネラルを大量に消耗してしまう。
「ミネラルバランス」が大きく崩れてしまう事により、消化・吸収・代謝が上手く行えなくなり、
結果として大きく体調を崩す事となるのだ。
ミネラルバランスを考慮しつつ、気軽に補給する方法としては、
「天然塩」がおすすめだ。
普通の精製された塩は、
加工の工程でミネラル分を大量に削ぎ落とされており、
栄養がスカスカな状態で、塩味を感じる「塩化ナトリウム」の部分しか残っていない。
これを身体に取り入れると、代謝の為に大量にミネラルを消耗してしまう。
対極的に、
天日干しなどで作られた海水を原料とする天然塩には、ミネラルなどの栄養素が多く含まれており、
人間の身体に必要なミネラルをバランス良く摂取する事が出来る。
精製塩に比べて血圧を上げる事も少ない為、
精製塩に代わり、積極的に摂る事をおすすめする。
先ずは家庭にある「塩」を、思い切って天然塩に変えてみても良いかもしれない。
【参考文献】