
世界秩序とは、
身近な隣人が、あなたに暴力を振るわない事に似ている。
人の目や法、
ある一定の国際ルールがあるからこそ、
互いに相互監視の関係性にあるし、
そこに利害がある以上は、この資本主義の世界では金銭的な「利益・不利益」を必ず伴う。
「戦争」は、
歴史を振り返っても必ず経済的な、政治的事情が絡んでくる。
それは避けて通れない事実であり、
「戦争」は必ず誰かが得をし、多くの盲目な人々が「大義名分」という幻想に踊らされ犠牲になっていく。
僕ら「世界の住人」にとって、
今知っているもの、
見ているものは、
必ずと言っていいほど、支配層の都合に合わせてクオリティコントロールをされたものばかりである。
それは支配・管理される側にとっては、
知らなけば心地良く、
知ってしまえば痛みを伴うものばかりであろう。
人間には、状況によっては知らない方が幸せな事が、数多く存在する。
制約やルールの中でこそ、
自由が輝くように。
この「素晴らしい」世界は、
あなたが作り上げた世界では無い。
あなたの想像が及ばない程の領域で厳格に管理・監視された、
作り上げられた世界なのだ。
「それがどうした?」って?
そう思うならば、
あなたは立派に飼い慣らされた、
「肥えた」羊である。
是非、安心してそのまま過ごすと良いだろう。
飼育建屋の外の世界なんて、
知らない方が「幸せ」に決まっている。
あなたの定義する「幸せ」を、全うしたければ。